さて、ディスコっていうとドンパンドンパンと規則的なクラップの鳴るファンクが特徴的ですけど、まずはディスコ・ブーム末期を盛り上げた '一発屋' Dトレイン!
まさにEarly 80'sって感じのプラスティックなセンスと 'こみ上げ系' ともいうべき '美メロウ' なリフがたまらない。皆で盛り上がってダンスフロアーの一夜を明かそうというイイ時代が詰まってます。
あのハービー・ハンコックだって1970年代後半から80年代初めにかけてはディスコ一色だった・・。一般的にはエレクトロ・ヒップホップの名盤 'Future shock' が有名ですが、この1980年作 'Monster' からの1曲 'Stars in Your Eyes' もまったりと夜の帳を迎える雰囲気いっぱいでイイですね。ああ、ホントはファンキーな 'Ready or Not' も入れたかったのにまたもや視聴制限の壁が・・(涙)
さらに濃い夜の匂いと共にギアをシフト、ここは高速に乗って湾岸をぶっ飛ばして行きましょう!本曲のFinis Hendersonはなんとコメディアンであり、本曲収録の1983年作 'Finis' もいわゆる '企画もの' としてMotownからリリースされましたが、しかし内容は決して冗談な作りではありません(プロデュースはアル・マッケイ)。ちょっとAOR風ブギーといった感じですけどこみ上げてくる '美メロウ' 感ありますね〜。
続けてもう一発、鳴きのギターシンセがクゥ〜とこみ上げてくるMichael Lovesmithの 'What's The Bottom Line' からGarfield Flemingの 'Don't Send Me Away' で、その火照った身体を醒ますようなほっこりする感じのままクールダウン。
さあ、ダンスフロアーはファンキーな匂いが漂ってまいりました。Vaughan Mason & Crewの 'Bounce, Rock, Skate, Roll' はLyonel Sampeur & Tony Jonesによるスペシャル・ミックスだ。1979年にして早くもスクラッチが登場し、ディスコからオールド・スクール・ヒップ・ホップのブレイカーたちを喜ばせます。
おお、なんとなくガラージからシカゴ・ハウスへと向かいそうな '匂い' を感じさせるのはヴォコーダーか、イントロのビヨビヨするシンセベースのせいなのか、なかなかの1980年作エレクトロ・ディスコ・チューン!Kanoの 'I'm Ready'。
さあ、じゃんじゃん行きましょう〜。お次はHipnoticのAre You Lonely ?からThe New Jersey Connectionの 'Love Don't Come Easy' というジャジーな流れ。いや〜、このフュージョン・ディスコなノリが気持ち良い!どちらもフルートがイイ味出してますね。おっと、そろそろ空が白み始める時間・・Fresh Band 'Come Back Lover' の爽やかな風が吹き抜ける中、夏の青い空がより高くなると共にフロアーは大団円を迎えます。
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