いわゆる ‘エレアコ’ というヤツにおいて、ヴォリューム・コントロールというのは重要であると考えます。そもそもはアコースティックにおけるダイナミズムをギターならピッキング、管楽器ならブレスで調整することでヴォリュームとアタック、サスティンといったニュアンスを操っているわけです。
そこで思い出すのがアコースティック時代のマイルス・デイビス。ステージ上でスタンド・マイクに向かい、くっ付いたり離れたりミュートを擦り付けたりという、まるでカラオケでマイクを口元から動かしながら '天然ヴィブラート' をかけるかの如く繊細なダイナミズムを強調しておりました。当然、そこにピックアップ・マイクを導入すれば、今度は機械的にヴォリュームを調整することになる。そのこだわりはエレクトリック時代になっても続き、ヴォリューム・ペダルの元祖DeArmondに特注で製作してもらったことからも伺えます。というか、デイビスが一挙手一投足で指揮していたものこそ、まさにバンド全体をヴォリュームの強弱で操る 'エレクトリック・マイルス' の真骨頂でしょう。さて、そんなヴォリューム・ペダルというヤツですが、これがまた途轍もなく大きい。それでも最近はかなり小型なものも市場に登場してきており、特にペダルボードで活用する人たちのニーズが反映されたものだと言えます。
→①AMT Electronics LLM-2 Little Loudmouth
→②Hotone Soul Press
→③ROD技研 Volume Pedal Rising VPR-02
ロシアからやってきた黄色いヤツ①、香港製のワウ・ペダル、エクスプレッション・ペダル、ヴォリューム・ペダル切り替えの '一台三役' な②、東京発の下町 'モノ造り' 的発想から生まれた③などなど、どれも可愛くて魅力的なものばかり・・。しかし、そもそもヴォリューム・ペダルにとって '踏み心地' とペダルのカーブによる '立ち上がり' 設定は重要なのです。単にヴォリュームのOn/Offだけならミュート・スイッチで十分。そして、このような '踏み心地' と '立ち上がり' を提供すべく、ペダルをギアポットから紐によって可動させる、安定して足を乗せられるよう大きな踏み板とする設計がそのまま、使い心地や効果と必然的な関係を結んでいるのです。その一方でヴォリューム・ペダルの大半は、ただ繋ぐだけでバッファーの影響がかなり音色の変化を左右するものも多いのが実情。その変化を嫌がり、足元でヴォリュームを調整できる便利さは分かるものの、あえて使わない人がこれまた多いアイテムでもあります。
そこで思い出すのがアコースティック時代のマイルス・デイビス。ステージ上でスタンド・マイクに向かい、くっ付いたり離れたりミュートを擦り付けたりという、まるでカラオケでマイクを口元から動かしながら '天然ヴィブラート' をかけるかの如く繊細なダイナミズムを強調しておりました。当然、そこにピックアップ・マイクを導入すれば、今度は機械的にヴォリュームを調整することになる。そのこだわりはエレクトリック時代になっても続き、ヴォリューム・ペダルの元祖DeArmondに特注で製作してもらったことからも伺えます。というか、デイビスが一挙手一投足で指揮していたものこそ、まさにバンド全体をヴォリュームの強弱で操る 'エレクトリック・マイルス' の真骨頂でしょう。さて、そんなヴォリューム・ペダルというヤツですが、これがまた途轍もなく大きい。それでも最近はかなり小型なものも市場に登場してきており、特にペダルボードで活用する人たちのニーズが反映されたものだと言えます。
→①AMT Electronics LLM-2 Little Loudmouth
→②Hotone Soul Press
→③ROD技研 Volume Pedal Rising VPR-02
ロシアからやってきた黄色いヤツ①、香港製のワウ・ペダル、エクスプレッション・ペダル、ヴォリューム・ペダル切り替えの '一台三役' な②、東京発の下町 'モノ造り' 的発想から生まれた③などなど、どれも可愛くて魅力的なものばかり・・。しかし、そもそもヴォリューム・ペダルにとって '踏み心地' とペダルのカーブによる '立ち上がり' 設定は重要なのです。単にヴォリュームのOn/Offだけならミュート・スイッチで十分。そして、このような '踏み心地' と '立ち上がり' を提供すべく、ペダルをギアポットから紐によって可動させる、安定して足を乗せられるよう大きな踏み板とする設計がそのまま、使い心地や効果と必然的な関係を結んでいるのです。その一方でヴォリューム・ペダルの大半は、ただ繋ぐだけでバッファーの影響がかなり音色の変化を左右するものも多いのが実情。その変化を嫌がり、足元でヴォリュームを調整できる便利さは分かるものの、あえて使わない人がこれまた多いアイテムでもあります。
正直わたしも、以前はそれほどヴォリューム・コントロールに対して気にはしておりませんでした。それでも、複数のエフェクターの組み合わせによってはそのかかり方でかなりの音量差が現れることがあり、ヴォリューム・ペダルほど大げさではないもので何かないかと探しておりました。ちなみにヴォリューム・ペダルの欠点としてはサイズやバッファーの影響のほか、最初にベストなヴォリューム設定をした状態から可動させた後、瞬時に元の設定位置へ戻すのが難しいことです。
→OK Custom Design VPLM ①
→OK Custom Design VPLM ②
→Bambasic Effectribe Volume Indicator
そのような不満に応えようと最近では、このようにヴォリュームの状態を視認できる ‘便利グッズ’ もあります。その視認性の高さ以外に見た目としても華やかで楽しく、チューナー・アウトもしくはエクスプレッション・アウトの端子を持つヴォリューム・ペダルに対応しているようです。また、接続する製品によっては裏面のトリマーを調整してレベル・マッチングが図れる設計のようですね(現行品は上面にトリマーが付いているようです)。そして、同様な製品としてはもうひとつ、名古屋で事細かなオーダーに対応して製作するガレージ・メーカーBambasic EffectribeからVolume Indicatorがあります。
→Neotenic Sound Purepad ①
→Neotenic Sound Purepad ②
さて、残念ながら動画はありませんが、わたしが導入したのは大阪で製作しているガレージ・メーカーNeotenic SoundのPurepad。これは2つに設定された ‘プリセット・ヴォリューム’ をスイッチで切り替えるもので、ひとつは通常の状態(Soloと表記)、そしてもうひとつが若干ヴォリュームの下がった状態(Backingと表記)となっており、全体のバランスを崩すことなくヴォリュームを上下できる優れものになります。
メーカーの ‘取り扱い説明書’ にはこうあります。
"ピュアパッドは珍しいタイプのマシンなので使用には少し慣れとコツが必要かもしれませんので、音作りまでの手順をご紹介します。アコースティックの場合は図のように楽器、プリアンプ、ピュアパッド、アンプの順に接続します。エレキギターなどの場合は歪みペダルなど、メインになっているエフェクターの次に繋ぐとよいでしょう。楽器単体でお一人で演奏される場合は、初めにピュアパッドをソロ(赤ランプ)にしておいて、いつものようにプリアンプやアンプを調整していただければ大丈夫です。ピュアパッドのスイッチを踏んで、緑色のランプになったら伴奏用の少し下がった音になります。複数の人とアンサンブルをする場合には、初めにピュアパッドをバッキング(緑のランプ)の方にして、他の人とのバランスがちょうどいいようにプリアンプやアンプで調節します。そしてソロのときになったらピュアパッドのスイッチを踏めば、今までより少し張りのある元気な音になってくれます。また、ピュアパッドを繋ぐと今までより少し音が小さくなると思いますが、プリアンプよりもアンプの方で音量を上げていただく方が豊かな音色になりやすいです。もしそれでアンプがボワーンとした感じになったり、音がハッキリクッキリし過ぎると感じたら、アンプの音量を下げて、その分プリアンプのレベルを上げてみてください。ツマミを回すときに、弾きながら少しずつ調整するとよいでしょう。”
このNeotenic Soundで製作するいっぺいさんという方は、基本的に 'アンプに足りないツマミを補う' をコンセプトとしたエフェクターをラインナップしており、あくまでアンプとのバランスを取りながら設定することに強いこだわりを持っています。本機はヴォリューム・ペダルのようにOnからOffまで可動するものではなく、あくまで全開と中間のピーク・レベルを下げるものではあるのですが、個人的にはとても使いやすい一品です。当初わたしは、ループ・サンプラーでオーヴァーダブする際にフレイズが飽和することを避けるために導入したものの、宅録の際にもアンプのヴォリュームはそのままに全体の音像を下げる、もしくは歪み系やディレイと共に使う際、ハウリングを誘発する直前にグッと音像を下げるという使い方でとても有効でした。しかも本機は、ただヴォリュームをコントロールするのみならず、全体の音像をギュッと真ん中に集めて演奏のしやすくなる効果があります。特に、同じくNeotenic SoundのダイナミズムをコントロールするプロセッサーMagical Forceと共に用いることでより顕著となり、全開時の 'Solo' から 'Backing' によりヴォリュームを下げた状態にしても密度ある纏まりとエッジのバランスは崩れません。正直、もっと 'エレアコ' な楽器の人たちに知られてよいアイテムだと思いますね。
他に、ヴォリューム・ペダルにおける演奏としてはヴァイオリン奏法があります。いわゆる弓でフワッと立ち上がるような効果として今では単にヴォリューム奏法と呼んでおりますが、エンヴェロープ・モディファイアはそれを音量の入力感度により自動でかけるエフェクターとして再現しました。これはVCAとエンヴェロープ・フォロワー、コンプレッサーの機能を応用したもので、シンセサイザーの音作りで重要なADSR(Attack、Decay、Sustain、Release)という音の立ち上がりから減衰までの動きを入力感度で作用させます。フワッと入力感度に応じて反応するその効果は、ときに 'テープ逆再生風' なイメージを生成することが特徴ですね。あまり一般ウケはしませんでしたが、現在でも地味な 'ジャンル' としてマニアックにラインナップするメーカーがあります。
1970年代後半、Electro-Harmonixのエンジニアであったハワード・デイビスの手がけるAttack Decayを、本人が現在の居場所であるPigtronixで発展させたのがこのPhilosopher Kingです。CV(電圧制御)による外部との同期にも対応するなどモジュラー・シンセ的な発想が盛り込まれておりますが、管楽器でアプローチするなら・・ただでさえ入力感度にシビアなこのエフェクター、単純にヴォリューム・ペダルでフワッとやった方が上手く行くと思います。むしろわたしとしては、ディレイの後ろにこのエンヴェロープ・モディファイアを繋ぎ、音のアタックからフワッと立ち上がるような幻想的なディレイの効果をお薦めしたい。これは 'アナログ・モデリング' なディレイとして人気を博した、Line 6 DL-4 Delay Modelerにプリセットとして入っているAuto Volume Echoの効果ですね。
→Hilton Electronics Volume Pedal
→Lehle Mono Volume
もちろん '本家' であるヴォリューム・ペダルとして、老舗Ernie BallやGoodrich、定番のBossにJim Dunlop、Korg VP-10、それらをさらに高品質にするモディファイやオリジナルを製作するShin's Musicなどがラインナップされております。しかし、最近はこの分野でも新しい方式の製品が投入されており、従来のポットを紐の付いたペダルで可変させるシステムから磁気センサーとVCAで操作するヴォリューム・ペダルが登場しています。DC24V駆動で高品質バッファーとセンサーによるOn/Offでガリノイズを起こさないHilton Electronicsのヴォリューム・ペダル。こちらは一般的な踏み込み幅のStandardと、座って弾く人に最適なように踏み込み幅を浅くしたLow Profileの2種がそれぞれ用意されております。そして、ドイツでスイッチング・システムを中心に製作するLehleの同機種が後に続くことで、このタイプは次の時代のスタンダードを目指したものだと言えるでしょう。また、ヴォリューム・ペダルはエフェクターに対して先頭、もしくは最後尾と繋ぐ順番により効果が変わり、それぞれの入力インピーダンスに合わせてハイ・インピーダンス用とロー・インピーダンス用の2モデルを各社は用意しています。
単なる音量の操作でありながら、地味なようで確実に演奏へ反映するヴォリューム・ペダル、重要です。
→Rumberger Sound Products K1X ①
→Rumberger Sound Products K1X ②
→Nalbantov Electronics
→TAP Electronics Pick-up
さて、クラリネットなど木管楽器専門のマウスピース・ピックアップがバルカン半島中心で盛り上がっていることを以前に 'マウスピース・ピックアップの誘惑' の中で書きました。上の動画はドイツのRumberger Sound Products K1Xというピックアップで、この手のピックアップの大半がピエゾ・トランスデューサーにあって、このK1Xはコンデンサーマイクで駆動する優れたものです。近藤等則さんもコイツの存在を知っていたら、わざわざグローバルにお願いしてDPAのマイクを流用しながら苦労することもなかったことでしょう。リンク先にSalomon Helperinさんなる方のユーザー・レビューがあり 'Perfect Mic !' の5つ星満点の評価となっております。
そして新たにもうひとつ、創作楽器中心でパフォーマンスを行うLinsey Pollakさんが用いるマウスピース・ピックアップ 'Azure' がeBayで販売されております。こちらはSteve Fransisさんという方がPiezoBarrel社で開発した管楽器用マウスピース・ピックアップです。
このNeotenic Soundで製作するいっぺいさんという方は、基本的に 'アンプに足りないツマミを補う' をコンセプトとしたエフェクターをラインナップしており、あくまでアンプとのバランスを取りながら設定することに強いこだわりを持っています。本機はヴォリューム・ペダルのようにOnからOffまで可動するものではなく、あくまで全開と中間のピーク・レベルを下げるものではあるのですが、個人的にはとても使いやすい一品です。当初わたしは、ループ・サンプラーでオーヴァーダブする際にフレイズが飽和することを避けるために導入したものの、宅録の際にもアンプのヴォリュームはそのままに全体の音像を下げる、もしくは歪み系やディレイと共に使う際、ハウリングを誘発する直前にグッと音像を下げるという使い方でとても有効でした。しかも本機は、ただヴォリュームをコントロールするのみならず、全体の音像をギュッと真ん中に集めて演奏のしやすくなる効果があります。特に、同じくNeotenic SoundのダイナミズムをコントロールするプロセッサーMagical Forceと共に用いることでより顕著となり、全開時の 'Solo' から 'Backing' によりヴォリュームを下げた状態にしても密度ある纏まりとエッジのバランスは崩れません。正直、もっと 'エレアコ' な楽器の人たちに知られてよいアイテムだと思いますね。
他に、ヴォリューム・ペダルにおける演奏としてはヴァイオリン奏法があります。いわゆる弓でフワッと立ち上がるような効果として今では単にヴォリューム奏法と呼んでおりますが、エンヴェロープ・モディファイアはそれを音量の入力感度により自動でかけるエフェクターとして再現しました。これはVCAとエンヴェロープ・フォロワー、コンプレッサーの機能を応用したもので、シンセサイザーの音作りで重要なADSR(Attack、Decay、Sustain、Release)という音の立ち上がりから減衰までの動きを入力感度で作用させます。フワッと入力感度に応じて反応するその効果は、ときに 'テープ逆再生風' なイメージを生成することが特徴ですね。あまり一般ウケはしませんでしたが、現在でも地味な 'ジャンル' としてマニアックにラインナップするメーカーがあります。
1970年代後半、Electro-Harmonixのエンジニアであったハワード・デイビスの手がけるAttack Decayを、本人が現在の居場所であるPigtronixで発展させたのがこのPhilosopher Kingです。CV(電圧制御)による外部との同期にも対応するなどモジュラー・シンセ的な発想が盛り込まれておりますが、管楽器でアプローチするなら・・ただでさえ入力感度にシビアなこのエフェクター、単純にヴォリューム・ペダルでフワッとやった方が上手く行くと思います。むしろわたしとしては、ディレイの後ろにこのエンヴェロープ・モディファイアを繋ぎ、音のアタックからフワッと立ち上がるような幻想的なディレイの効果をお薦めしたい。これは 'アナログ・モデリング' なディレイとして人気を博した、Line 6 DL-4 Delay Modelerにプリセットとして入っているAuto Volume Echoの効果ですね。
→Hilton Electronics Volume Pedal
→Lehle Mono Volume
もちろん '本家' であるヴォリューム・ペダルとして、老舗Ernie BallやGoodrich、定番のBossにJim Dunlop、Korg VP-10、それらをさらに高品質にするモディファイやオリジナルを製作するShin's Musicなどがラインナップされております。しかし、最近はこの分野でも新しい方式の製品が投入されており、従来のポットを紐の付いたペダルで可変させるシステムから磁気センサーとVCAで操作するヴォリューム・ペダルが登場しています。DC24V駆動で高品質バッファーとセンサーによるOn/Offでガリノイズを起こさないHilton Electronicsのヴォリューム・ペダル。こちらは一般的な踏み込み幅のStandardと、座って弾く人に最適なように踏み込み幅を浅くしたLow Profileの2種がそれぞれ用意されております。そして、ドイツでスイッチング・システムを中心に製作するLehleの同機種が後に続くことで、このタイプは次の時代のスタンダードを目指したものだと言えるでしょう。また、ヴォリューム・ペダルはエフェクターに対して先頭、もしくは最後尾と繋ぐ順番により効果が変わり、それぞれの入力インピーダンスに合わせてハイ・インピーダンス用とロー・インピーダンス用の2モデルを各社は用意しています。
単なる音量の操作でありながら、地味なようで確実に演奏へ反映するヴォリューム・ペダル、重要です。
→Rumberger Sound Products K1X ①
→Rumberger Sound Products K1X ②
→Nalbantov Electronics
→TAP Electronics Pick-up
そして新たにもうひとつ、創作楽器中心でパフォーマンスを行うLinsey Pollakさんが用いるマウスピース・ピックアップ 'Azure' がeBayで販売されております。こちらはSteve Fransisさんという方がPiezoBarrel社で開発した管楽器用マウスピース・ピックアップです。
→PiezoBarrel ①
→PiezoBarrel ②
ハハハ、Linsey Pollakさんはにんじんやチューブなど、口に咥えられるものは何でも楽器にしてしまうというか、これは楽しいですね(しかも結構イイ音!)。YouTuber的ループ・サンプラーの扱い方も巧みです。
ドリルでバレルに穴を開けて接着剤で真鍮のソケットを装着、そしてプリアンプ内蔵のピックアップ本体をネジ止め、使わないときは蓋をするVox / King Ampliphonicのマウスピース・ピックアップと同じ構造ですね。また取説を見ると、最初にソケット大の穴をソケット用ナットが抜け落ちないよう貫通させずに開けて、その後に細いドリルで貫通させるという2段工程のようです。
→King Ampliphonic Pick-up
→King Ampliphonic Pick-up 2
う〜ん、サックスやクラリネットのような分厚いマウスピースやバレルには嵌るソケットが、果たしてラッパのマウスピースの薄いシャンク部に取り付けられるか、という問題はありますケド(一応、HPのTopには木管楽器と一緒に 'trumpet' と書いてあります)。たぶん装着したら↑のリンク先にあるKing Ampliphonicを装着したラッパのようになるかも。このPiezoBarrelの 'Azure' にはドライバーで調整できるゲインのトリマーがありますが、リンク先の画像にあるラッパのマウスピースに装着したAmpliphonicピックアップにも、同様のヴォリューム操作が付いているんですね(わざわざ青丸で囲ってまでアピールしてます)。このピックアップを自ら購入して穴を開けるのはさすがにハードルが高いので是非、PiezoBarrel社にはラッパのマウスピースに接合した '加工済み' のものもeBayで発売して頂きたいです。しかし、開発者のFransisさんはラッパからそのキャリアを築き始めたというのに、なぜこんなにも木管楽器ばかりが 'アンプリファイ' の恩恵を受けるのだろうか・・(悲)。